頑張れ日本!なブログ

衰退傾向にある日本 でも日本は実は恵まれているのだ

ちびまる子ちゃんという素朴で美しい昭和のアニメにはもう出会えないのか

2018年8月15日、あの日本を代表する国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」の作者、さくらももこさんが乳ガンの為お亡くなりになってしまいました。

ご冥福をお祈りします

 

さくらももこさんは、エッセイ「もものかんづめ」などでも人気の方でしたが、「ちびまる子ちゃん」は別格でしたね。

自身の幼少時代を面白おかしく描いたちびまる子ちゃんは、昭和の時代の温かい雰囲気と、その頃の子供達の無邪気な姿が可愛らしく描かれていて、どこかほんわかした気持ちになれるアニメでした。

最近、さくらももこさん本人の声について話題になっていますが、さくらももこさん本人の肉声はまるちゃんにそっくりらしく、やはり本人なりにそこはこだわりを持って、まる子ちゃんの声優にTARAKOさんを抜擢したということですね。

 

まあこのアニメの一番の魅力は個性豊かなキャラクター達ですよね。

まる子ちゃんのことが大好きな可愛いおじいちゃん

怠け者で口も悪いのになぜか憎めないお父さんひろし

親友の心優しいたまちゃん、と猛烈なるカメラマンのたまちゃんの父

とっっっても優しい学校の先生に、はまじ、ブー太郎、花輪くん藤木くん永沢くん。などなど

と思い出すと登場人物全員にしっかりとスポットがあてられており、キャラクターとしての立ち位置もハッキリしていて、一人一人に愛情が込められているのを感じますね。

 

まるちゃんのお家は決してどちらかというと貧乏な家庭らしく、その食卓に並ぶ料理なんかも私は毎回楽しみにみてました^^;

またお茶菓子とかも渋くていいんですよねー

海苔煎餅とお茶とか最高です。 戸棚にしまってあるのは干し椎茸とか 自分のおばあちゃんの家を思い出させますね。

 

また、西城秀樹さんや山口百恵さんなど、当時日本中で人気のあった実在のアイドルやお笑い芸人なども登場して面白かったです。

ちびまる子ちゃんを見ていると、自分が幼少期に友達と遊んだ記憶が甦ってきたり、なぜか懐かしいなぁというほんわかという気持ちにさせられていました。

日曜日の夕方に、オープニング「おどるポンポコリン」から始まるこの時間は、ホッと一息つける好きな時間でした。

おそらく日本中の多くの人がこんな気持ちにされられていたのではないでょうか?

 

とりあえずアニメの放送は続行されるそうですが、このような昭和のアニメの作者の方がまた一人亡くなったと思うととても寂しいですね。これからも新しい漫画家は大勢出てくると思いますが、このような素朴なのに面白く美しい作品を描ける人は出てこないでしょう。

敵や悪やアクションもなく、地味なのに安心する笑いはとても貴重なものでしたね。

しかしまだこれからも、アニメの中での「さくらももこ」さんは日曜日の夕方になると、日本中の食卓をほんわかとした空気に包んでくれるでしょう。

これからも方向性がぶれることなく、いままで通りのちびまる子ちゃんの放送は続けていってもらいたいですね♪

 

 

もものかんづめ (集英社文庫)

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