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オススメの紙パック式掃除機はコレ!

先日、『掃除機は「紙パック式」と「サイクロン式」のどっちが良いか』と言うブログを書きました。

 

othersblog.hatenablog.com

 

なので、今回はオススメの紙パック式掃除機について書きます。

 

オススメはズバリ「パナソニック MC-PA100G」

「MC-PA100G」はこちら

いずれモデルチェンジするでしょうけど、ひとまずパナソニックの上位モデル買っておけば失敗は無いです。 個人的に色々試した結果、パナソニックが一番使いやすくて耐久性が良いです。

 

上位モデルなのでちょっと高価です。「高い!ムリ!!」って方には、下で呟いている便利機能の一部が無くなりますが、お手頃価格帯の「MC-PA15J」や「MC-PK19G」あたりがオススメです。

最上位モデルに超軽量の本体2kgの「MC-JP810G(Jコンセプトシリーズ)」もあります。ヘッドはもちろん自走式ブラシで、さらにLEDライトが搭載されていたり、フローリングの菌までかき取れるなど、機能も大変充実していますが、非常に高価です。そして、小型軽量と動かしやすさを最優先したモデルなので、吸い付かないように吸い込み仕事率はやや控えめの300Wです。そのため、ワンランク下のMC-PA100Gの方が価格と機能と吸引力の兼ね合いがちょうど良いと思い、私としては今回はMC-PA100Gをオススメします。「高齢になった両親にプレゼントしたい」とか、"吸い込みよりも軽量を重視"であればMC-JP810Gがオススメですけど。

掃除機って頻繁に買い替える物ではありません。店頭で試したりして出来るだけ使いやすい製品を購入した方が、自然に長く使うので長期的に見れば安上がりです。安価な機種にして、結局不満が溜まりに溜まって2年~3年で買い替えるって方も意外に多いんです。特にサイクロン式を購入した方に。私もそうでした(´;ω;`)…

そんなわけで、出来るだけ「ちょっと高くても納得できる機種」を選びましょう。

 

お手頃価格帯でのオススメ

 「MC-PA15J」 は親子のノズルが無いので隙間の掃除は、その度手で外す必要があります。また、LEDライトもありません。本体ベースは旧モデルの為、大きくて重い製品となります。

「MC-PA15J」はこちら

 

「MC-PK19G」はエコナビが無く、付属の紙パックもベーシックタイプとなります。代わりに親子のノズルがあります。コンパクトモデルなので、割と小型軽量です。

※交換用紙パックはM型Vタイプなので、下記で紹介の「逃がさんパック」も使えます。

「MC-PK19G」はこちら

 

詳しくはホームページのラインアップ一覧をご覧ください。機能の違いが一目瞭然です。

 

MC-PA100Gがオススメなワケ

 小型軽量なのにパワフル

 通常、小型軽量にするには、一番場所を取るモータを手っ取り早く小さいものにするので、その分力が減って吸引力が弱くなるのは、どうにも避けて通れない道でした。しかし、この製品は素材の見直しなどで、本体が僅か2.8 kgと言う軽量化を実現しつつ、吸引仕事率540Wの強力パワーを実現した製品なのです。サイズも旧モデルより一回りコンパクトになりました。実用性の面では、ホースやパイプなどを装着した普段使いの状態でも4.5kg。他社で機能と吸引力が同等クラスの製品を探すと、どれも優に5kgを超えます。数値上ではほんの500gの差ですけど、使ってみると5kg超えの壁は結構大きいものです。米1袋よりもさらに重いか、余裕で軽いかですから。

 

軽く動かすだけでゴミをかき取る自走式ノズル搭載

モーター内蔵の自走式ノズル搭載なので、軽い力でスイスイ動かせます。パナソニックの掃除機は、さらにノズルから出るマイナスイオンが静電気を抑えて、フローリングのゴミやホコリを強力吸引。 ザラつきが気になりやすいフローリングが、まるで拭いたようにツルツルに仕上がります。

 
床上のハウスダウトも吸い込む「エアダストキャッチャー」

ノズル上部から吸気・集じんできるので、床面のお掃除と同時に、床上に浮遊するハウスダストも掃除できます。ただ、実際のところは床に吸い付きすぎて、重くならないように力を逃がす為の構造かと思われます。中にバネがあって、一定以上の吸引力がかかると無段階的に開きます。カーペットで「強」運転するとフルオープン、「弱」運転すると僅かに開く程度。良く出来ています。

 

賢いホコリセンサとエコナビでムダが無い

 ホコリを検知する「クリーンセンサ」を搭載し、目に見えないサイズとなる、約20㎛の微細なハウスダストまで検知できます。20㎛というと、ダニのフンや、死骸が砕けた状態のサイズです。それらホコリ(ゴミ)の取り残しを光って知らせてくれるので、布団やカーペット、フローリング、空気清浄機のフィルタなど、様々なところをキレイに出来ます。しかも、「エコナビ」搭載なので「自動モード」にしておくだけで、ホコリの量とパックに溜まったゴミ量に応じて吸引力を自動調整。そのおかげで最大50%の節電をしつつ、キレイに出来る優れものです。

 

排気によるホコリの舞い上がりを防ぐ

この掃除機は排気部分が斜め上を向いており、排気が床にあたりません。細かな部分ですが、日本で長年掃除機を作り続けているパナソニックならではの発想とノウハウです。今までの機種も上位モデルはこの構造です。

 

親子のノズルで隙間もラクラク

足でポンと踏むだけでヘッド部分を外せます。そのおかげで家具と壁の隙間など、気になったところを、立ったままで直ぐに掃除できます。しかも、外した後の「子ノズル」にはLEDライトが付いているので、ホコリだけでなく落とし物も見つけやすいです。

 

らくらくセンター収納

今までは、パイプ部分を引っ掛けるには、側面やキャスターがある底面の左右どちらか寄りの場所でした。これにより、収納スペースが場所を取りましたが、今回のモデルはセンター収納です。後ろに軽く引っ掛ければ中心に収まるので場所を取らず、見た目もスッキリです。 

 

毎度のつぶやきとマイナーな情報~何故パナソニックの紙パック式掃除機を推すのか~

クリーンセンサってすごい

 今はクリーンセンサと言う名前になっていますが、昔はハウスダストセンサーなど違う名称でした。初登場は1988年。世界で初めて掃除機にホコリセンサを搭載したのがパナソニック(当時は松下電器)です。それだけの歴史とノウハウがあるので、使用に伴ってセンサ周辺にゴミが付着することもお見通し。制御プログラムで勝手に補正してくれるので、設定通りの感度を保つことが出来ます。そうは言っても、3ヶ月に1回くらいは乾拭きしてあげましょう。

今は、他社でも類似品を出していますが、やはり感度バランスと補正能力はパナソニックに遠く及びません。このクリーンセンサは以前の製品もそうですが、「感度:高・標準・低」と調整ができます。購入後、ランプが煩わしければ設定を変えてみてください。

そして、このセンサの感度はハウスダストアレルギーの人を基準にしており、その人たちでもアレルギー症状が出ないレベルになると「キレイ」という判断をするのです。もちろん、花粉症の人にもこの機能は役立ちます。

こんなにすごいのに、意外と知られていないのでマニアな私は悲しいです・・・。

 

高度な技術と耐久性「親子のノズル」

足でポンと踏むだけでヘッド部分を外せる便利な機能。これもパナソニックが初なんです。今は他社でもようやくマネを始めましたね。これ、構造上耐久性を確保するのが難しいんですよ。他社だと数年経たずに割れるだろうなぁ。長年のノウハウが無いと難しいです。"付ける""外す"が出来る部品は、使用に伴ってすり減る事も想定した作りにしないといけませんし。

 

地味だけどすごーく賢いエコナ

パナソニックエコナビ搭載の掃除機は「自動モード」があります。これは、ハウスダストセンサからの情報と、掃除機のモータに掛かっている負荷を元に、常に最適な吸引力を実現できる非常に賢いシステムなんです。これに加えて床を検知することが出来て、ブラシの回転制御まで併用する機種もあります。他社のホコリを検知できる機種のエコモードは、あくまでも入ってきたホコリの量に応じて機械的に回転数を変更させているだけです。パナソニックのように、自身に溜まっているゴミでの吸引力低下は判断出来ないので。そして、中にはブラシの抵抗だけで判断する、ほとんど役に立たない"自称エコモード"もあります。気を付けましょう。

 

「紙パック式は排気が汚い」はもう古い

MC-PA100Gを含む、パナソニックの掃除機で交換用パックがM型Vタイプ指定の機種(ほとんどコレです。ピンクのパッケージが目印です。)は、交換用紙パックに「逃がさんパック(AMC-HC12)」があります。この紙パックは非常にキメの細かいフィルターで、0.5㎛以上のモノなら約99.9%キャッチできます。話題のPM2.5が2.5㎛なので、それすらも余裕でキャッチ出来るってことです。紙パック式の排気は汚いって考えはもう古いんです。安価なサイクロン掃除機の排気より、こっちの方が余裕で綺麗ですよ。

捨てる時も、シャッターが付いているのでそれを引いて、閉めてから捨てればホコリもほとんど舞いません。紙パックも進化しているんです。

 「AMC-HC12」はこちら

他社製品では、唯一H社が同じようにクリーンな排気の紙パックを出しています。しかし、紙パック自体の具体的な集塵性能の表記は「従来品の20倍」と曖昧です。それに加えて、0.3㎛のホコリもキャッチできると謳う製品は、本体内部に紙パックとは別に専用フィルタが存在します。つまり、そこでキャッチするから最終的に0.3㎛までOKなだけです。使用に伴って確実に詰まって吸引力の低下を招くので、オススメできません。

 

独自配合のホコリでテスト

 旧松下電器(ナショナル)時代から掃除機を作っているので歴史が長いです。なので、日本の家庭環境を知り尽くした上で製品を作っているんです。試作品のテストでは、様々な家庭を再現した独自配合のゴミ(ホコリ)を使って、きちんと吸引できるか、粉モノを吸わせても故障しないかなど、ありとあらゆる試験をしています。もちろん、一般の家庭とは言っても、常に締め切っている家や開けっぱなしが多い家、海に近くて潮風の多い家や、畑や田んぼのそばで土ぼこりが多い家、揚げ物が多くてベタベタホコリが多いとか、料理で粉モノをよくこぼして吸う事があるとか、消臭剤使いまくりで残留物(粉っぽいモノ)が多い家など、本当に色々です。それらを再現して色々な観点からのテストをしたうえで製品を出しているので、皆さんの家でも米粒や髪の毛、糸くず、土ぼこり、様々なサイズや特性のゴミをしっかりかき取れるんです。某社掃除機を買った知人は、「米粒を吸い取れなくて隅に溜まったよ」とグチを言っていました。その製品は吸引力は良いんですけど、床とヘッドの隙間が狭すぎて米が入り込めない状態でした。あと1mm隙間が多きれば・・・とかの世界なんですけどね。家電も奥が深いです。

 

最後に「紙パックは純正品を!」

どのメーカーの掃除機を使っても言える事ですが、必ず純正品を使いましょう。金銭的に厳しい場合、紙パックのグレードは落としても問題なく使える機種がほとんどです。

"どのメーカーでも使える汎用品"は安価ですがそれにはワケがあります。一番は、目が粗い。薄くて粗いフィルタなので、純正品よりも排気は汚くなります。それだけならまだ良いですが、"切り取れば色々なメーカーに対応"できるようにするため、寸法の誤差も大きいです。結果、純正品に比べて隙間が大きくなります。ただでさえ目が粗くてキレイに出来ないフィルタなのに、更にホコリが漏れ出すので、モータへと流れて故障や異臭・悪臭の原因になります。微細なホコリは内部で静電気によって張り付き、蓄積されやすいので注意しましょう。