頑張れ日本!なブログ

衰退傾向にある日本 でも日本は実は恵まれているのだ

YouTuberになりたい子供 親のとるべき対応とは?

 

変化する子供達の将来の夢

2008年の日本全国の子供に、将来何になりたいかと聞いたところ、

一位 サラリーマン

二位 公務員

三位 サッカー選手

という調査結果が当時出ていたそうです。

サラリーマンって(笑)

ちなみに私はエジプトの考古学者になるのが将来の夢でした...普通にサラリーマンやってますけど(笑)

 

それから11年立った2019年現在。子供達が憧れる職業も大きく変化していました。

一位 ITエンジニア

二位 ゲームプログラマー

三位 YouTuber

 

ITエンジニアやプログラマーというのは、コンピュータープログラミングが今や学校で必須科目とされているような時代の流れから納得はできます。

プログラマーってなんか響きがカッコいいですもんね。

 

しかしみんなが驚くのはやはり三位のYouTuberじゃないでしょうか。

いや驚くと言っても、

「またYouTuber入ってる...そんなものに憧れて大丈夫かいな...」

といった意味で^^;

 

「将来の夢は、ユーチューバー! ヒカキンみたいに商品紹介したり面白いことしたりして、大金持ちになりたい!」

と自分の子どもが言っていたら、

「ピカキン? なんだそれ。よくニュースでYouTuberが騒ぎを起こしていてあまり良い印象がないなぁ」

と普通の親なら心配になってしまうはずです。

インターネットでバカをしてお金を荒稼ぎしているYouTuberなどというふざけたものを職業として認めづらいのが現実ではないでしょうか。

 

 

 

子供達が憧れる存在 ヒカキン

日本のYouTuberのキング的存在である「ヒカキン」

YouTuberになりたいと言うキッズ達は皆このヒカキンの影響を大きく受けているに違いありません。

ヒカキンは身近な物のレビューや、ゲーム実況動画などで全国のキッズから絶大なる支持を得ている成功者です。彼は子供向けに優しい言葉遣いと、ポップな動画の編集、変顔などで子供達に親近感を湧かせ、もはや普通のサラリーマンや公務員などでは到底稼げないような収入を獲ています。

 

 

子供達からみると、ヒカキンなどのYouTuberは半ば動画内で遊んでいるように見えているのだと思います。そしてそんな遊んで楽しそうに動画を撮っているだけの人が、500万円の純金のハンドスピナーを買ったぞ!だとか、数千万の買い物してしまった! などという動画を出しているという衝撃を受けるわけです。

 

「うちのパパより稼いでる! すごーい! 何か物の感想とかゲームを実況していれば、大金持ちになれるのかも! 楽しそうだしラクそうだしやってみたいなぁ」

となるのが子どもならまあ普通といえば普通ではないでしょうか・・・。

 

サラリーマンのパパの肩身が狭い・・・

 

もし自分のお子さんがYouTuberになりたいと言っていて困っていると言う方は、まずはこのヒカキンの動画を見てみて、こういうものに憧れているんだなぁとそこは理解してあげてください。

 

 

YouTuberの危険性

まだ一歳なのですが、私にも子供がいます。

二人目ももうすぐ産まれてくる予定です。

 

彼らが将来YouTuberになりたい!と強く願っていたら、私もひとまず困惑するかもしれません。

私のYouTuberにもっている印象は、

 

・視聴回数を稼ぐために、他のライバルYouTuberとは違う飛び出たこと(バカなこと)をやろうとしてしまう

 

・必ず嫌って悪口をコメントしてくる人がいる

 

・自分の息子がYouTuberをやっているとは他人に言いづらい(怠け者だと思われてしまう風潮がまだある)

 

・顔を世界中に晒す

 

などなどあります。

どうしてもYouTuberというのを職業とは認められない感じはまだあるのですよね。

何よりも心配なのが、警察にお世話になるようなバカなことをしてしまうのが怖いです。大学の噴水に服を着たまま飛び込んだり、道路を猛スピードで車で走ってみたり。最悪は、この間ニュースになりましたが、海外の幼い人気YouTuberが、地元のマフィアの事をバカにした動画を投稿したら、数日後そのマフィアによって射殺されてしまったということもありました。

YouTubeでは、珍しかったり衝撃的だったりという動画もかなりアクセスを稼げるため、子供が危険な領域に踏み込んでしまう可能性もかなりあります。

 

 

 

親としてどう対応するか

YouTubeは子供だけではなく、世界中の大人たち(悪い人たちも含め)も利用している世界最大の動画投稿サイトです。そんな誰もが動画を見に来られる場所に、可愛い我が子が飛び込んでいくのは不安ではありますよね。

 

しかし、子供の意欲、好奇心、チャレンジ精神を、親の勝手な価値観で押さえ付けるのはよくありません。 たとえそれがYouTuberをやりたいということでもです。

実際お金を稼げるようなYouTuberになる為の門はかなり狭く、ほとんどの子が小銭すら稼げないまま諦めてすぐやめるはずです。

ひとまず、「将来YouTuberになりたい!」ではなく、「YouTuberをやってみたい!」と言っているととらえてあげるべきです。

 

ではどうするのが良いのか。

子供部屋でコソコソ撮影して子供一人で動画を投稿したりするのを管理してあげるというのはどうでしょうか?

わかりやすくいうと、YouTuberのプロデューサーに親がなってあげるということ。マネージャーでもいいです。

子供がコソコソ撮った動画なんかより、大人の人がプロデュースしてあげて撮った動画の方が面白くなるでしょうし。

 

大人が付いていれば、世界中に顔を晒してつまらない駄菓子の紹介動画などではなく、あえて子供向けの動画を撮ったり、フィギュアでストップモーションアニメを作ったりというアイデアも与えてあげられます。

実際、自分の子供を使って、子供向けオモチャのレビュー動画を撮って大儲けしている大人YouTuberもいますし・・・。

 

そんな風に、親子の共同作業で楽しみながらYouTuberを遊んでみるという感覚でいいのだと思います。

よっぽどの動画でなければ再生回数を稼げないため、子供もそのうち飽きるでしょう。もし万が一再生回数が凄くなった場合、広告をつけて収入得て、子供にすこーしわけ与えたらいいのでは(笑)

 

とにかく、

勝手に動画を投稿するのを避けるため、「一緒にやりたいな♪」などといってコッソリ管理してあげることが大切だと思います。

 

安全さえ確保できていれば、決してYouTubeも危険ではありませんし、YouTuberを本気で目指すのもありだと思います。しかし、未成年の内は、何が良くて何が悪いか危ないかという判断ができません。親である私たちの管理が凄く重要なのです。

 

 

子供のやる気を育てよう

今はお子さんのやる気が「YouTuber」に向いているだけであって、YouTuberをもし途中で挫折したら、そのやる気がもっと他の方に生かされていくかもしれません。

やる気、チャレンジ精神を育てると言う意味では、保護者の方がしっかり安全を確保してでの冒険はさせる価値があると思われます。

 

 

YouTuberをどうしてもやってみたいんだ!というお子さんのせっかくのチャレンジ精神をはたき落とすのではなく、ぜひやらせてみてはどうでしょうか?

将来その強い「チャレンジ精神」が、物凄いことを成し遂げる源になるかもしれませんよ!

 

 

400万人に愛される YouTuberのつくり方

400万人に愛される YouTuberのつくり方

 

 

僕の仕事は YouTube

僕の仕事は YouTube