頑張れ日本!なブログ

衰退傾向にある日本 でも日本は実は恵まれているのだ

月収100万でも貧乏人

こんにちは

こういう記事書くの久しぶりだなあ。

 

なんで突然こんなこと書くかというと、ぼくの知り合いの電機工事屋の兄さんがコロナショックで倒産して貧乏人になってしまったのを目の当たりにしたからだ。

彼は1日7万円の仕事をもらえてるだとかなんだとかで、それなりに収入があったらしく、月収100万円越えてるとか聞いていたので話を聞きに行かせてもらったりしたことがあった。

弟子入りするか?みたいな話もあったけれど、彼は仕事自体は全く楽しくはなく、金が振り込まれるときが唯一の楽しみだといっているのを聞いてぼくは気が乗らなかったので却下した。

 

そして新型コロナウイルスの登場で彼の経営は苦しくなった。

工事で使う部品が中国から入ってこなくなり手に入らなくなったり、仕事量自体が減り収入が激減した。

妊娠してる嫁には心配かけさせまいと、仕事に行くふりをしてその辺をブラブラする毎日を過ごしていたそうだ。目の下にクマを作って自殺も考えたとか。

 

今は自分のビジネスは畳み、知り合いの電機工事屋に会社員として就職し、嫁さんの実家に入って過ごしているそうだ。

 

 

ではなぜ月収数百万もあった彼はここまで急降下してしまったのか。

尻の青いぼくが考えるには、

 

資産なし

 

だったののがリスクとしてあったのが一部の大きな原因じゃなかったかと感じた。

 

 

 

彼は確かに金を稼いでいた。

ではその金をどこに使っていたか。

田舎暮らしなのにわざわざオートロック(結局泥棒に入られて500円貯金箱盗まれた)がついているだけの家賃11万のアパートに住み、飲み屋に通いつめ、パチンコ、たばこ、晩酌、未使用の予備の携帯電話の利用料金(月15000円)などに浪費してしまっていた。

もちろん自分の金をどこに使うかは勝手なのだが、実際に失敗して自殺を考えるまで追い詰められたのだからそんなこともいっていられないのでは。

 

もしも平均的な家賃の家に住んだり、パチンコに使う額を半分にしたり、無駄な固定費を削減して、浮いたお金で株や不動産投資をしていたら・・・。

もちろん投資にも多少リスクはある。しかし結局コロナショックで倒産するのなら行動してもよかったと思われる。

 

彼は自分が動けなくなったらすぐに金がなくなってしまうような環境に居続けてしまった。

それなりにお金があったのなら、資産になるものに投資していって、今回のような自分が動けなくなるような事態に備えておくのが一つの正解だったのではと思う。

お金を持っていると、僕ら貧乏人よりもより質のいい投資物件を買うことができ、僕ら貧乏人よりも遥かに効率よく稼ぐことができる。

株だとGoogleなどイケイケで誰もが知る大きな企業の株の中には、100株から(10万円以上)からしか購入できないものが多く、なかなか僕らのような人間がポイッと購入できるものではない。

マンションの一番人気で高額である最上階だってそうだ。欲しがる人が多い物件ではあるが、金持ちしか買えない。

金持ちが更に稼ぎやすい世の中である。

その立場を利用せずに、入ってきたお金を娯楽にばらまいてしまっているようでは、僕ら貧乏人となんら変わりがない。

一発屋のお笑い芸人なんかは、大理石の賃貸に住んで、スーパーカーを買ったぜ などとよく映ることがあるが、もったいなすぎる・・・。

資産をもって、自分が寝ててもお金が入ってくるようになったら余った金で贅沢をすればいい。ぼくなら贅沢するくらいならその金をまた投資に回したくなるのでいつまでも贅沢はしなそうだが。

 

収入が多いというだけでは貧乏人である。

 

 

一本の道だけを極めて突き進みがむしゃらに働いて稼ぐことだけしていることはリスクだということを改めて感じさせていただきました。

ぼくもいつかそういう立場になって、もっとどや顔でこのような話を人にできるようになれたらいいなぁ。