頑張れ日本!なブログ

衰退傾向にある日本 でも日本は実は恵まれているのだ

人手不足だからって不正は許されない

各企業で偽装などの”不正”が非常に目立ちましたね。完成検査問題や数値改ざん問題・・・。どれも「人手不足」を理由に挙げていましたが、日本にはニートがたくさんます。パートやアルバイト、派遣などの非正規雇用の労働者も含めると莫大な人数が存在します。

そんな世の中で”人手不足だから不正しました”って、バカ野郎!としか言いようがありません。現場で働いている人間は上からの製造数の指示を守る為、やむを得ずこういった行為に踏み込んだのです。さて、問題は偉い役員たち。高額な報酬をもらっているのに、何をしているんですか?もっと言うと、毎日椅子に座って、優雅にコーヒーでも飲みながら数字を眺めて、時には好きなだけ文句を言うだけで”カネ”をもらっている立場のアナタですよ。現場の意見、聞きましたか?

現場の”人が足りません!”に対して”何とかしろよ”と言って無理をさせませんでしたか?違うと言っても結果が物語っています。

 

これにかかわらず、どの企業でも”求人出してるのに誰も来ない”と言うのは、大抵求人内容に問題があるから人が来ないんです。

各社の役員に質問です。自社の求人票を見て、この会社で仕事したい気持ちになりますか?

なりませんよね。だから問題なんです。自分でも”ここでならやりたい”と思える、労働者の立場に立って求人や経営方針の戦略を立てないと会社は傾いていきます。

 

不正をした企業のほとんどは経営が不安定になっています。現場の人間はクレーム対応に追われる地獄を味わっている一方、役員の人たちは責任の擦り付け合いと言う醜い争いを繰り広げています。

いい加減、気づいてください。高給取りの役員が仕事をしなかった結果です。

これに懲りて、現場の意見をきちんと聞いて反映して下さい。

コストカットしたいなら、能無し役員の報酬を削ればいいんです。舵取りをする役員が無能だから売り上げや利益が減ったんです。キチンと責任取りましょうよ。

現場の人間を非正規雇用に置き換えたり、給与やボーナス水準を下げて利益を上げても、その時は良くても必ずしわ寄せが来ます。人員のコストカットは大きなしっぺ返しを食らいますよ。まだ不正問題に揺れていない企業も、失敗の参考例として是非自社の経営に生かしてください。