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衰退傾向にある日本 でも日本は実は恵まれているのだ

タイヤ大好きな私セレクト! オススメのスタッドレスタイヤはこれだ!

 


葉が色づき、秋の気配を感じますね。ということは、次は冬。クルマをお持ちの皆さんは、スタッドレスタイヤは何を使っていますか?

CMでも言っていますが「性能でちゃんと買い」をしないと、最悪は人を殺めてしまうとか、大切な同乗者の命を奪ってしまう、またはその両方を背負う羽目になります。自分自身も死んでしまうかもしれません。クルマが頑丈で、どんなにブレーキ性能が良くてもタイヤの性能が低ければそれを発揮できません。「とりあえず安いので良い」そんな買い方をして、もしもの時に人を殺めてしまったり、大切な人を失っても「安いタイヤ使ったから仕方ない」で済みますか?済みません。あなたが死ぬまで"人殺し"の前科が付いてきますし、後悔の嵐に襲われる生活をすることになります。逆に、そんな買い方をした人に家族を殺されても、「アナタお金ないもんね。しょうがないよ。」なんて言えますか?私は言えません。絶対に許すことはできません。

と言うわけで、タイヤは一見地味な存在ですが、車体と路面の間にあります。つまり、必要不可欠な存在で、あなたのハンドルやアクセル、ブレーキの操作を反映したり、クルマ自体の性能を発揮する為に必要です。そして、搭乗者全員の命を載せています。予算だけでなく、性能を踏まえてちゃんと買いをしましょう。

ケチった代償は、お金では解決できないくらい重いものになります。

 

前置きが長くなりましたが、オススメのスタッドレスタイヤをご紹介します。

 一番のオススメはブリヂストン

ブリヂストンが予算的にキツイ場合はヨコハマタイヤ

この2社で選んでおけば、まず失敗は無いでしょう。とくに、ブリヂストンは豪雪地帯で有名な北海道のタクシーの装着率もNo.1です。"お客様の命を預かる"業務だからこそ良いものを使っているんですね。全国の一般ユーザ対象でもシェアNo.1です。それだけ信頼と実績があります。

 

更に銘柄を絞るとすれば、下記の4種類の中で選ぶと良いです。

ブリヂストン ブリザック VRX2」

ブリヂストン ブリザック VRX」

「ヨコハマ アイスガード 6」

「ヨコハマ アイスガード 5 PLUS」

 この4銘柄は同等価格帯の中でもトップクラスの優秀な製品だと思います。

※あくまでも個人の体験を元に、"価格に対して性能(効果)が高い"と思った製品を紹介しています。保証をするものではありませんので悪しからず。

 

スタッドレスタイヤの寿命

 スタッドレスタイヤの寿命は"製造から3~4年"or"プラットホーム露出"or"硬くなった時"いずれか早い方です。よく3万kmなどともいいますが、実際は運転の仕方や路面でも変わるので、距離だけでは判断できません。なので、"年数"と"溝"と"硬さ"の3つの要素で判断するのがベストです。特に安いタイヤは劣化が早いので早めに交換しましょう。スタッドレスタイヤは、安物買いの銭失いの典型的な例です。

「製造時期」は、ホイールに近い位置に製造番号が刻印されています。製造番号のうち、ゴムの中に凹んだ文字の下4桁の数字(例:XXXX2415とあれば2415)が製造年週を示しています。最初の数字24は週(24週目の6月)を、最後の数字15は年(2015年)を示します。

「プラットホーム」は冬用タイヤとしての使用限度を示すサインで、新品タイヤが約半分摩耗したことを示す段差です。このプラットホームが露出した場合、冬用タイヤとして使用することができなくなります。"山が無い"とか"溝が無い"と言われるのはこの状態です。プラットホームが露出した状態で冬道を走行した場合、氷上でのブレーキ性能悪化や雪路・シャーベット路での走行時にスリップの可能性が高まり、非常に危険です。スタッドレスタイヤのプラットホームはサイド部の周上4カ所にある「↑」マークの延長線上にあります。

「硬さ」に関しては、装着してから100km程度走行した時に、触ってみてその感触を覚えてください。忘れそうなら春が来て履き替える時にももう1度触っておくと良いでしょう。冬間近で履き替えが必要な時、触ってみて硬ければ溝があっても効果は得られません。心配な時はガソリンスタンドやカー用品店、ディーラで相談してみましょう。点検は基本的に無料です。ディーラなら、ガソリンスタンドやカー用品店で時々ある「もうダメですよ!すぐ替えましょう!!」なんて言う押し売りはしません。結局、餅は餅屋です。クルマの事ならディーラが一番です。

 

この後は「呟き」と、私が使っている"ブリヂストン ブリザック VRX"のべた褒めが続きます。興味ない方はスルーしてください。

 

 大手メーカー製なのに格安のワケ

相場より安く売っている大手メーカー製のスタッドレスタイヤって、大抵は製造が古い事が多いです。それを知らずに購入して、製造が3年も前だった!となれば、今回の冬、つまりワンシーズンしかスタッドレスタイヤとして使えません。それ以降はノーマルタイヤ代わりにして履きつぶすしかないです。「安さ」と「寿命」は引き換えとなっている場合が多いんです(食品の見切り品みたいに)。ただ、徹底したコストカットや客寄せで安く提供しているサイトもあります。購入時は製造時期をチェックすると良いでしょう。

 

聞きなれないメーカーのタイヤは、、、

カー用品店などでは、プライベートブランド(PB)など格安のスタッドレスもありますが、結局のところは効果に関しては上記4種類には及びません(もちろんOEMブリヂストンかヨコハマのいずれかが製造の場合を除きます)。同じ価格帯ならヨコハマの一番安価なスタッドレスを買った方が良いと思います。海外タイヤもありますが、ミシュランのような大手メーカーは確かに効果を感じますが、"価格に対しての性能や耐久性"を考えると「少々高すぎるかなぁ~」とスッキリしないモノを感じました。個人的に問題に思うのは、アジア系メーカーでここ数年で日本でもよく見かけるようになったK社やN社です。驚くほど安価ですが、ゴムが硬くなる(劣化)のが非常に早い傾向にあります。極端な話し、ワンシーズン毎買い替えの使い捨てをした方が良い位のレベルです。一応スタッドレスタイヤは製造から3~4年と言われていますが、経年劣化があまりにも早い製品もあるので単に製造から何年と言いにくくなっているのが現状です。格安品は、効果が弱いだけでなく、長持ちしません。

 

VRXはシャーベット状の路面でも強い

私自身の経験談を書くと、私はVRXシリーズ初代にあたる「ブリヂストン VRX」を使用しています。今となってはVRX2が登場したので、ワンランク下となったVRXでも驚くほどグリップが効きます。

シャーベット状の道路を走行中、"ながらスマホ"をしながらいきなり車道側に飛び出てきた歩行者がいました。慌ててブレーキを踏んで、「この路面じゃダメかもorz」と思った瞬間、「キュッ」と停止。「え!?何がおきた?止まったの??」と逆に困惑しつつ前方を見ると、"ながらスマホ"の歩行者は、道のど真ん中でようやく私の存在と、自身の飛び出し行為に気づいたらしく、フリーズしてました、、、。その距離約2m。止まれなかったら完全に接触してました。運転の経験がある方はお分かりだと思いますが、シャーベット状の路面て、カチンコチンに凍っている路面より、はるかに滑るんです。今まで違うタイヤを使っていた時、結構ヒヤリ経験がありました。こんな環境でもキチンと停止できるVRXは素晴らしいです。

 

VRXはスタックにも強い

 ちょっとした大雪の時、会社からの帰宅時間にはコンモリと雪が積もっていました。残業を終えて、タイムカードをついてから駐車場に行くと、なんと私よりも先に上がったはずの同僚や上司など数人が、スタックしたようで必死に雪かきをしていました。サラサラの雪でしたから当然です。本当は手伝いたかったのですが、私用があって急いでいた私は自車の雪を下ろし、前方だけ軽く傾斜にしてバンパーが当たらない程度に除雪し、とりあえず発進させてみました( [自車] /(←雪の傾斜) ¯¯積雪の道¯¯)。すると、何事も無く走れてそのまま無事に帰宅できました。これもVRXのおかげです。

 

VRXは氷上も安心

冬の夜間に走行していると、結構アスファルトと同化した氷が目立ちます。雪が日中に溶けて水となり、広がったまま気温が下がって凍った場合、このようになります。これもタイヤの性能によっては、氷に乗り上げた瞬間にハンドルを取られたり、ケツを振るような感覚(FF車特有)に襲われることがあります。しかし、VRXは粘ります。「あ、凍ってたのか」ってくらい余裕です。氷でも雪でもシャーベットでも、怖い路面環境でも安心して走行できるって良いものですよ。油断してはいけませんが、心にゆとりが出来るので、より周囲を把握しながら安全運転できます。

 

「滑るから4WDを買う!」「いや、その前に・・・」

 雪国では、4WD車が重宝されます。北海道などの豪雪地帯と呼ばれるような場所では当然その方が良いですが、そこまでいかない地域なら、単に雪の為に4WD車を買うのではなく、タイヤを「ブリザック VRX2」や「ブリザック VRX」にしてみてください。ウソみたいに走りが変わります。雪の為にクルマを買い替えるならタイヤを変えた方が安上がりです!

 

最後に

標準よりインチアップしているなら、スタッドレスタイヤの時だけ標準にする事も検討してみるのも一つの方法です。ホイールは繰り返し使えますし、標準サイズのタイヤなら買い替えの時の価格が格段に安く済むので、ランニングコストが安上がりになります。インチアップの引き換えにスタッドレスタイヤのグレードを下げるくらいなら、インチダウンしてその分グレードの高いタイヤを買いましょう。

 性能の上を極めればきりがありませんが、価格・効果・耐久性などを総合的に考えると、ブリヂストンとヨコハマの2社が費用対効果が良いと思います。価格とのバランスを踏まえた上で、現時点で最強のスタッドレスタイヤは「ブリヂストン ブリザック VRX2」です。VRX2を使ってもダメなら諦めてください。そのくらい素晴らしい製品です。

もちろん、油断は禁物です。速度は控えめに、車間距離は多めに、時間にゆとりを持って安全運転をしましょう。