不気味なほどのリンゴの蜜
これを見てください!
腐ってるリンゴか!?
って感じなんですけど、これ普通にとれたてのリンゴです。
密が詰まりまくっているのです!
普通に美味しいです。
ちなみに品種は『秋映 (あきばえ)』という長野県オリジナルの品種です。
うちはリンゴ農家なのでたくさんのリンゴを見てきているのですが、こんなに気持ち悪いくらいに蜜の入ったのは初めてみたかもしれません^^;
この蜜は時間と共に消えて普通のリンゴの色に戻っていってしまうので、新鮮なりんごにしか見られないものです。この部分の味は、酸味がなく本当に甘味だけの感じです。まさに蜜。
昔、東京の人が初めてこの蜜の見えるリンゴを見たときに、腐っているぞこれ!とおもったことがあるそうな^^; 確かにここまで黄色かったら腐っているように見えますよね。
あ、ちなみに同じ秋映でもほとんどのリンゴはこんなに蜜は詰まっていません(笑) この一個が異常なだけです。
今はフジという品種が採れ始めました。秋映、シナノスイート、シナノゴールドの三種が、シナノ三兄弟と言われるオリジナル品種なのですが、やはりフジが酸味と甘味のバランスがとれていて最高です!
毎日夕飯後に食べているので息子は少し飽きはじめてきたようです^^;
こんな美味しいものが毎日食べられるなんて農家はとても恵ませているなと実感したのでした。
あ、ちなみに新鮮なリンゴは皮を剥かずに食べるべきだと私は思っています。皮もパリパリしていて美味しいですし、栄養もあります。
なにより剥くのが中々面倒くさいので^^;