頑張れ日本!なブログ

衰退傾向にある日本 でも日本は実は恵まれているのだ

転勤が多い職場のメリットは??

転勤がよくあって人の出入りが激しい会社ってありますよね。

しかし、転勤って何のためにしていて、会社にどんな利益があるのでしょうか?

私の実際に見てきた経験談をもってお話します。

 

 

私の前に勤めていた職場は、私以外は親会社在籍の人たちで構成されており、現地採用の私以外の方は2~3年で転勤して他の工場へ回されていました。その穴へはまた違う工場から転勤してきた人が入ってきます。

私の職場はデザートを製造していたのですが、転勤してくる人たちはいままで弁当を作っていたり肉の加工品を作っていたりと、デザート実経験者の方が転勤してきていました。

ちなみに私が8年その職場に勤めていて転勤していった人は、全員で8人いる部署で12人分の移動者がいました。

 

 

社員を転勤させることによる会社へのメリット

まず私の職場では、会社が型にはまった仕事や状態にならない為に人を入れ換えていました。

私がいる間に工場長が5回変わったのですが、その度に工場内の何かが確かに変わりました。例えば、事務所のいままでガチャガチャしていた物を全て取り払ってスッキリさせようという工場長もいれば、社員のいい加減だったところを完璧に正そうと怒鳴りまくる人もいました。

その職場に何年間もいればもちろんその仕事に慣れて、仕事の質や速度を上げることもできますが、意識がなければその状態に慣れてしまって悪いところもいつの間にか見えなくなってしまいます。

なので転勤させてそれぞれの職場に新しい風を吹き込ませているのです。

 

 

転勤させることによるデメリット

ここからが私の言いたいこと!

2,3年で転勤をちょこちょこさせるということは、やっと仕事内容に慣れて覚えてきたなぁ~。と思ったらまた新しい職場に移され未経験の仕事をやらされるわけです。なのでいつまでたってもその道のベテランにはなれません。

そして歳をとってくると、新しいことを学ぶと言うことが億劫になってくるため、新しい職場で新しいことに挑戦しようなどという意欲がなかなか湧いてこないようなのです。

その為私の先輩は何人も入れ替わりましたが、みんなデザートに関しては無知の状態で入ってきて、無知によるトラブルなどを繰り返してやっと仕事に慣れてきて本調子が出始めたらまた転勤で人が入れ替わるのです。いつまでたっても職場が安定しませんでした。その分私は何年もそこで勤めていて色々を知っているため、先輩たちがこなせない仕事がどんどん振られてドタバタになってしまいました。年配の先輩たちはなかなか学ぼうとしないため私は疲れてしまい転職しました。

 

つまりデメリットとしては、いつまでたっても職場のスキルが安定しないので、品質や生産性は上がりづらいものがあります。

それが一番大きいですね。

まとめ

転勤させて様々な仕事を経験させることで、社員一人一人の多動力を上げられるのかもしれません。ですが、その職場で役立つスキルを習得し、生かして仕事の質をあげるには長年の経験が必要です。

私はその会社の狙いについていけない先輩方のやりきれない仕事を拾うのにいっぱいいっぱいになったのもあり辞めてしまいました。

今はみんな地元のメンバーで集まった職場なので、みなさんベテランで仕事もとても安定しています。

転勤より地元で働き、その土地に生活を築くべきなのだと私は思います。

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