頑張れ日本!なブログ

衰退傾向にある日本 でも日本は実は恵まれているのだ

冷蔵庫にカーテンを付けるのは危険!

北海道で震災があり、消費電力の削減(省エネ)が求められていますね。

 

そのTV番組の中で、”冷蔵庫の庫内にカーテンを付けると省エネ”と紹介していましたが、正直、あれは良くないです。

 

結果として、電気代が増加し、食品が傷みやすくなってしまいます。

 

まず、開けた時に庫外へ出る冷気を減らせますが、その分、閉めている時でも冷気の流れが悪くなります。カーテンが邪魔で食品の出し入れに時間がかかってしまったり、中が分かりにくくなって開放時間が長くなるなど、思わぬ弊害を生みます。

 

そんな事をしなくても、今の冷蔵庫は省エネのために、元からいたるところに温度センサが入っていて、常時コンピュータ(マイコン)が監視・制御しています。それなのに、カーテンを付けたらドアポケットだけが冷えなくて、もっと冷やせ!と混乱してしまいます。

そんなわけで、ドアポケットだけが冷えにくくて食材が傷みやすくなり、逆にドアポケット以外は冷えすぎて電気代の増加はもとより、冷蔵庫奥の食材が凍ってしまうこともあります。

 

カーテンよりも、「庫内の整理整頓」と「何を出すか決めてから開ける」の2点を実行するだけの方が省エネにつながります。

 

 ベストな収納量は、冷蔵部分は7~8割程度、冷凍部分は9割~10割(満タン)が目安です。

冷蔵室は、棚がメインなので、奥の吹き出し口をふさがないよう、なるべく手前において程よく隙間を確保します。

冷凍室は引き出しがメインなので、入れる物を立てると分かりやすくなり、出し入れもしやすくなります。まだ凍っていない物は、なるべくその上に横向きで置くと隙間の有効活用ができます。

 

そして、ついつい先延ばしなのがお手入れ。

庫内のお手入れは、基本的に固く絞った濡れタオルで拭きます。汚れが落ちにくい場合は、中性洗剤を薄めたものや、100円ショップなどにある掃除用アルカリイオン水を使うと良く落ちますし、原料は水なので安心です。また、外せる物は外して水洗いがベストです。洗剤を使う場合はすすぎを念入りに。そして、しっかり乾かしてから戻しましょう。3ヶ月~半年に1回くらいがオススメです。

ドアパッキンも固く絞った濡れタオルでふき取りましょう。結構汚れている場合が多いです。これは1年に1回くらいがオススメです。

本体は、コンセントプラグを外してからプラグ部分を乾いたタオルで拭いて、脚カバーは外して周囲の隙間も掃除機などホコリを取り、本体の外側も固く絞った濡れタオルで拭いてください。汚れが落ちにくい場合は、庫内同様に中性洗剤を薄めたものや、100円ショップなどにある掃除用アルカリイオン水を使うと良く落ちます。ホコリを取ると冷却効率が上がり、エコに繋がります。これも1年に1回くらいがオススメです。

 

エコグッズを買うよりも、出来る事からコツコツやりましょう!

ロリポップ!