頑張れ日本!なブログ

衰退傾向にある日本 でも日本は実は恵まれているのだ

光触媒を使ったマスクが景品表示法違反。報道前から小売店は知ってたよね?

花粉を水に変えるマスク」って聞いたことがありませんか?

CMでやったアレですよ!

光触媒マスク”はDR.C医薬が特に有名ですね。

 

今回、景品表示法違反で措置命令を食らったはDR.C医薬アイリスオーヤマ大正製薬玉川衛材の4社。

 

DR.C医薬大正製薬玉川衛材の言い分は現時点では「効果はあるけど誤解を与えるような大げさな書き方だった」と言う内容。4日にマスコミに公表されて、4日のうちにホームページで上記のコメントを発表していました。結論としてはそんな短時間で分解はされないってことですね。花粉がマスクに触れた瞬間に水と二酸化炭素に分解されるなら、マスクだけの利用ににとどめるにはもったいない技術ですし。結局のところ消費者は「騙された」ってなところですねぇ。

さて、この中で唯一、アイリスオーヤマだけは素直に非を認め、つまり、効果が無い事を認めて謝罪しました。潔いけど、効果無いんですね。メディアには「検証不足でした」と言っているようです。以前も書きましたが、だからジェネリックメーカーは危険なんです。パクって格安で出し、何かあったときは「すみません」で終わらすんです。ちなみに、この記事作成時でもこの案件についてホームページに記載はありませんでした。商品ページだけ削除してごまかすんですね。対応の遅さも三流らしくて良いと思います。

 

まぁ、製造元をディスるのはどこにでもあるブログなのでさておき、私が今回呟きたいことはこの事件の前に小売店がやったこと。

実は先月の中頃、近所の小売店で立て続けに撤去や値下げによる在庫処分をしていたのです。「花粉シーズン終わりだもんなぁ」としか思っていなかったのですが、同時期にコンビニでも処分特価。ドラッグストアでも処分特価。どこもかしこも処分価格になってたので、リニューアルでもするのかと思っていました。

それにしても、「まだ新製品が出る前なのにどうして一斉に処分?」と疑問を抱いていました。

それがこんなことに・・・。

 

製造メーカーや小売店、卸売業者は7月4日よりはるか前から分かってたんですね。

だから”投げ売り”した。大人は本当に汚いなぁ~。

リコール案件なら”回収”となるので、”店頭から即時撤去”ですけど、今回の場合はメーカーは効果自体は噓ではないから、誤解を与えないようにパッケージリニューアルすると言っています。なので回収にはならない案件です。

そうなると困るのは小売店、いや、本当に困るのは問屋と製造メーカーです。小売店は商品にもよりますが、売れ残りは問屋や製造元に返品できる場合が多いのです。

問屋と製造メーカーが在庫の山になるの恐れて、「投げ売ってほしい」とお願いしたんでしょうね。

 

テレビやネットニュースでは作ったメーカーだけに焦点が行っていますが、このように小売店でも不自然な動きがありました。今の時代、自分の身は自分で守るしかありません。何か違和感を感じたら注意しましょう。まぁ、この店で〇〇が処分、あっちの店でも〇〇が処分・・・変だな?なんて感じる方はかなり少数でしょうが(-_-;)

 

もちろん、”マスク”としてみればフィルタは十分な性能なので、光触媒を無視して使うならアリです。私も、他社製のマスクより安ければ買ってもいいと思ってますし。