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【クルマ】安価なコーティング剤をこまめに使うと、悲しい結末が待っている。

私が免許を取るころに安価なコーティング剤がチラホラ登場して、ジワジワ浸透しだしたコーティング剤。今では主流となっていて、”クルマにはワックス”から”クルマにはコーティング剤”へと変化しましたね。

 

そもそもの違いは「油」か「保護膜」です。ワックスが油。コーティング剤は保護膜です。似ていますが、洗剤で比較的簡単に落とせるのがワックス。そして、油なのでツヤツヤです。個人的には、いかにもメンテしてピカピカ!ってのはワックスですねぇ。

一方、コーティング剤は保護膜なので、一度施工すると簡単には落とせません。シリコーン系やガラス系など様々なタイプがあり、撥水性と耐久性に優れます。素人でも扱いやすい製品が多くなったので、カー用品店や通販で1000円程度から購入できます。

 

・・・逸れてしまいました。

さて、本題。安価なコーティング剤をこまめに使うと悲しい結末が待っています。

 

キズが入ります!!

 

気づいたころには水銀灯の下に行くと泣きたくなる程の細かいスジ。洗車傷?と思ったけど、それにしては長くて点でバラバラな方向のキズたち。そう、自分でコーティングしたからです。クロスで拭き上げたときに微細なゴミが砕けてこうなってしまったのです。なんか、ワックスで円を描くように塗り込んだら丸いキズが目立って悲しい思いをしたことを思い出させますね。

 

さてさて、そんな私の経験から皆さんにお伝えしたいことは、1本数千円の安価なコーティング剤を毎月のように使うくらいなら、ディーラでやっている数万の高価なコーティングをするべきと言うことです。日産の場合、1回の施工で5年ほどもちます。

※専用キットで時々メンテが必要です。

 

そもそも、安価なコーティング剤って、「効果:2~3か月」と書かれているように持続性が無いんです。これは主にガラス系コーティング剤がそうですが、シリコーンなど色々な添加物を入れてかさ増しをしています。そして、その恩恵で安くて、撥水性が良くて、ムラが出にくいなど様々な特徴を持たせることが出来る利点があります。この利点の代わりに、効果の寿命が短いんです。悪質な製品は目安期間すらありません。非表示の製品は1ヶ月も持たないと思ってください。そのような安価な製品を使っていると、こまめにコーティングをかけることになり、その度にゴミで研磨してしまうのでどんどんキズだらけになるのです。

 

「家は屋根つき駐車場で、下はコンクリorアスファルト。そして、シャッターもあるからアリ1匹どころか花粉も入らないぜ!」なんて家庭はそうそうありません。

洗車直後にやっても、完全に汚れを取り除けてはいないので、洗車で落とせなかったゴミが砕けて研磨剤となってしまいます。「クロスも一拭きごとに新品に交換!」なんてことも現実的ではありません。そんなわけで、こまめに使うと悲しい結果になります。こうしてできたキズは家庭ではなかなか修復できません。

 

ディーラやカー用品店などの専門業者でやると高いですが、まず徹底的に汚れを落として、磨いてキズを消し、それからコーティングをかけます。磨くのが一番時間がかかります。だから人件費で高いんです。その分、磨いてからコーティングをかけるので長持ちします。

 

高額だけど、きれいで完璧な仕上がりの専門業者

安価だけど、手間もかかってどんどんキズが増えるセルフ

どちらが良いでしょうか。もちろん、自分でやるのが楽しいと思う方もいるでしょう。

 

単に「安価に済ませたい」と自らやった結果、キズを作ってしまい、落ち込んでる私です・・・。