頑張れ日本!なブログ

衰退傾向にある日本 でも日本は実は恵まれているのだ

ミラリードが経営破綻。以降の製品サポートは「SIXフィーリング」が引き継ぐ。・・・ん?

カー用品でおなじみの「ミラリード」。マイカーを持っている方は一度くらい見かけたり聞いたことがある会社名ではないでしょうか。会社名でピンとこない方でも、「ペルシード(コーティング剤)」や、黄色いパッケージでおなじみの「ペダルの見張り番(誤発進抑制)」などはどこかで見たり聞いたことはありませんか?

ペルシードはガラス系コーティング剤で、クルマ1台に1本を2~3回に分けて使うことでガラス系コーティングができ、その名の通りガラスのような輝きとツヤ、そして汚れが付きにくくなるという画期的なものです。ディーラでは5万円などと高価ですが、これは1本3千円程度と破格値でした。まぁ、もちろんディーラでやるコーティングには耐久性やらツヤ感、防汚性などなど、安価以外すべての部分でかないませんけど(笑)。

「ペダルの見張り番」は”誤発進抑制機能”です。今まではその機能が付いているクルマを買うしかなかったのですが、これが登場したおかげで買い替えることなく、安全装置がつけられるようになり、画期的な商品として話題になりました。この「ペダルの見張り番」は一時期TVでも話題になりました。”アクセル”と”ブレーキ”の踏み間違いによる事故が目立ち始めたころです。

 

前置きが宣伝のように長くなりましたが、それら有名な商品の販売元がミラリードです。そんなミラリードが債務整理をするそうな。まぁ事実上、経営破綻ですね。

 

私もこの会社の製品は何種類か使ったことがあります。しかし、ここ数年ほどは品質のムラが大きかったように思います。シガーソケットを増設するアダプタ(2連ソケットや3連ソケットなど)を購入して使いましたが、接触不良になることが多かったり、ケーブルがちゃちいので断線してしまうこともありました。LEDバルブは個体差が大きかったり、半年で故障するようなレベルで、まともに使えたのはカーテンくらいです。このカーテンは中国メーカー製のOEMでしょうけど。他社にそっくりなのがあったんで(笑)。そんなわけで、「もう買うことは無いや」と思っていたメーカーの一つです。

上で褒めた”ペダルの見張り番”も、機能と性能は良いものですが価格が3万円超えと、汎用の後付け製品にしては高価なのであまり実用的ではありませんでした。事実、結構売れ残ってしまって返品があったようです。

そういえば年末ごろ(2018年)にはホームページが開けなくなっていて、なんか変だとは思ってました。そして、いつの間にやら債務整理。「あーあ」ですね。

 

・・・って、おい!商品のサポートどうすんだよ!?

店頭にはまだ「ミラリード」製品があるのに、ホームページはアクセス不能で適合表が見れない。それどころか、ホームページが機能していないってことは、過去に購入した人はサポートセンタの電話番号やメールアドレスを知ることすら、商品パッケージが無いとできない状態です。あまりにお粗末ではありませんか?

そして、見つけました。『株式会社 SIXフィーリング』という会社を。2018年12月にできたばかりの新しい会社で、ミラリードが販売した商品のサポートを請け負ってくれるそうです。というか、実態は”ミラリード”という会社を、”SIXフィーリング”変えただけでしょうけど。個人的に、事実上の倒産てことにしておいて借金チャラ(0ではなくて減額の可能性もありますけど)、そして意気揚々と社名変更して再参入ってのはいかがなものですかね。今までの品質と商品ではまた倒産しますよ。

そもそも、きちんとユーザのことを考えているならミラリードホームページを再稼働させて、”ミラリード製品”のサポート業務は「株式会社SIXフィーリング」に託したと公表するべきでしょ。こんな経営者ではまたダメになりそうですね。