頑張れ日本!なブログ

衰退傾向にある日本 でも日本は実は恵まれているのだ

水害対策にダムや地下貯水施設は欲しいけど寿命きたらどうなるの?

台風19号による爪痕は想像を絶するものになった。

家族の友人も被災したし、私自身の生活にもある程度影響があった。

まぁ、私の生活への影響なんて微々たるものだ。

被災者の方には心よりお見舞い申し上げます。

 

 

さて、こうなると話題になるのがダムや地下トンネルなどの貯水施設。

貯水施設のおかげで免れた幸いな地域もあるだろう。

今は既に出来上がっているそれら施設を活用する時だ。

 

これから作ろうとしているなら少し疑問が残る。寿命が来た時だ。

コンクリート建造物は50年程度と言われている。

ダムや地下貯水施設が寿命を迎える時、何が起こるのだろか。

 

作る前に承認印を押してGOサインを出した本人はとっくに死んでいるだろう。

まぁ責任なんてどうでも良い。偉い人の責任と言ってもしょせん形だけだから。

 

心配なのは犠牲者が生まれないかどうかだ。

 

既に古いトンネルは劣化によって通行止めになっているものがある。

そんな場合には大抵横に新しく作っているが、これもダメになったら更に横に作るつもりなのだろうか?

いつか崩落して土砂災害などの2次被害を生まないだろうか。

 

建造物は永遠ではない。

 

既に地中にはたくさんのトンネルや、大規模な貯水施設が埋まっているが、それが寿命を迎えた時、”陥没”や”洪水”といった大災害を生まないだろうか。

ダムはある日に決壊したりしないだろうか。

地震大国なのに”壊れるもの”をどんどん作るやり方は恐怖を感じる。

「ここまで想定しておけば良いだろう」

そんな想定を上回ることがあったのにまだ気が付かないのか?

3.11を思い出せ。

何かあれば”想定外”の一言で片づけるつもりなのか?

今でも片付いていないじゃないか。

「寿命が来ることには処分する技術が生まれるだろう」なんて根拠の無い自信で被災者を増やすな。

 

 

僕個人の考えは莫大な建築費用と維持費のかかる設備よりも、川幅を広げるとか、川を掘って川底を住宅地より低い位置にするとか、低コストで維持費も安い、そして長期的に有効な災害対策を進めてほしい。

下水も”分流式”を取り入れて、大雨なら汚水を川に流すなんてことにならないよう、家庭や企業などの雨水は敷地内で浸透処理させてしまえば良いのではないでしょうか。

アスファルト舗装では雨水が浸透できるタイプのものを使い、各家庭や企業の敷地内の舗装もコンクリートより、雨水浸透を考えたアスファルトや砂利を推奨するべきだと思う。

 

”雨水は貯めて流す”ではなく”雨水は浸透させる”という、自然の力を活用した災害対策をして欲しい。

 

なぜ議員は何故70や80超えでも現役なんだ?

定年を設けるべきだ。

老い先短いジジイやババアに重要な事を決定させるな。

責任問題になる頃には死んでいる。