星野源がPVの途中に広告を挟むことから感じる「彼」

星野源

最近テレビでよくみることが多くなった星野源。

元々は舞台俳優らしいですが、今はマルチな分野で活躍するなかなかイケてるやつ。

著書もいくつかだしていて、どれも文章は彼の個性や魅力で溢れています。本当にやりたいことをやっているなぁって感じで面白い。母親が彼の本を読んでいたんですが、少しページをめくってみると、「最近はメタルギアソリッド5というゲームにはまってしまって、ロケットランチャーをぶっぱなしたり...etc 楽しくて他のことが手につかなくなるのでやるのを我慢しています」みたいなことがズラズラーっと書いてあって、こんなの母親世代にはわからんだろw母ちゃんこれ読んで何を思うのだろうかw と思い、苦笑いをしました。

特に最近は歌手としての知名度が拡がっていて、映画ドラえもんの主題歌「ドラえもん」や、NHKの朝ドラ半分青いの主題歌「アイデア」などで彼の歌の才能はお茶の間に知れ渡りました。いや正しくは歌の才能ではなくて、作詞ですね。

紅白歌合戦にも出演して、お源さんといっしょというコーナーも人気でした。

本題

YouTubeで彼の楽曲のPVが公式チャンネルからアップされていて、曲も聴くことができます。PVと観ていて面白いのでオススメです。

そうこうしていて、彼の曲に引き込まれていると大概の人がダウンロードして曲を手にいれたくなってきます。

ここからです！

現代の若い人たちに、あなたはどうやって音楽を聞きますか？と質問すると、大人数が「YouTubeで聴いている」と答えるそうです。無料で見られるし公式サイトからアップされているものを観て聴いているので別にいいんじゃない？と思うのですが、

アーティストからすると本当は曲を買ってほしいのです！

YouTubeでみなさんがお源さんのPVを観て、他の企業の広告も見るとたしかに広告収入はお源さんに入ります。しかし、本当はCDを買ってもらったり、デジタル音源をDLしてもらったりして収入を得たいのです。なのに現代の人たちはみなYouTubeから音源を抜いたりそのまま無料で聴いているだけで購入してくれません。

そこでお源さんは考えました。

YouTubeではみんなに無料でPVをみてもらって、まずは僕の曲を知ってもらおう！でもそれだけで満足してもらったら困っちゃうから曲の途中に曲以外の音を入れて、途切れずに最後まではしっかり聴けなくさせてもらうおかなと。

実際にお源さんのPVを見てみるとすぐにわかると思います。途中で彼のDVDの宣伝になって、お源さんが喋り始めるので曲が聴こえません。「アイデア」という曲では宣伝は入りませんが、ダンサーの足音が入ったり、曲に間が入ったりしていて少し途切れます。

これでは曲がしっかり最後まで聴けない！

んじゃあCD買うかちょっと待ってレンタルするかぁ・・・

となるわけです。レンタルでもお源さんには収入として入ってきます。

半分青いで毎朝お茶の間に流れた「アイデア」は、CDが発売されておらず、デジタル版での配信のみになるためダウンロードをしないと絶対に途切れなく最後まで聴くことはできません！

普段YouTubeでお金を払わずにアーティストの音楽を聴いて満足している私たちが、実際にアーティストになったらお源さんと同じ事をするかもしれませんよね。

できれば一生懸命作った歌を買ってほしいですもん。