頑張れ日本!なブログ

衰退傾向にある日本 でも日本は実は恵まれているのだ

”常会”って何かおかしくない?

皆さんは常会に加入していますか?

また、皆さんの自治体ではゴミを捨てる時、どんな捨て方になりますか?

 

私の住んでいる自治体含む多くは、”有料の指定ゴミ袋”を購入してそれに入れないとゴミを出せません。段ボールやペットボトルなどの資源はゴミ袋不要ですけど。また、一部の賃貸住宅は敷地内にゴミ捨て場があるので楽ですが、そうでない場合は”常会”にお金を払って加入しないと捨てる場所を確保することができません。

 

ごく普通と思われるかもしれませんが、私には疑問が多く残るシステムです。

”有料”のゴミ袋を購入したということは、”処分料”が入っていますよね。処分料を払っているのに、何故”ゴミ捨て場代”(常会費)まで払わないといけないのか。冷たい言い方をするならば、ゴミの回収業者が各家庭を回れば良いのでは?まぁ、業者も請け負いなので人手不足と低賃金なのは事実です。なので、各家庭は回れなくても、側溝や歩道の一角を使えば良いのでは?と考えます。

 

ゴミを捨てる場所の為に常会にいやいやお金を払って加入し、更には行事までさせられる始末。出ないと出不足金をとられる謎。これ、すごく古いやり方だと思います。

 

今の時代、警察や消防・救急・病院はもちろん、物流会社や製造工場なども24時間体制が珍しくありません。コンビニや一部スーパーも同様ですね。そして、土日祝日出勤の方も多いです。私もこれに当てはまります。そんな中、常会や常会関連の草刈りなどの行事は日曜日にあります。当然、私は出ることができません。そして出不足金をとられる始末。

 

あまりにも不公平なシステムではありませんか?

仕事で出れないのに、仕事で稼いだお金をとる。ドロボー!!

会社に「今日は常会があるので・・・」なんて言っても休ませてくれませんよ。早退すらできません。

 

常会ってゴミを捨てる場所以外、なんのためのシステムですか?

ゴミ捨て以外は地元のお祭りなどのイベントのための準備で集まったり、地区で所有する土地の草むしりがメインです。お祭りではその地区はしめ縄を飾ったりしたりしますが、これ、要りますか?必ずそれにつけた白い紙が落ちるんですよ。プラスチックごみは問題視するのに、お祭りの度に出る紙クズはスルーですか?誰も拾いませんし。謎だらけです。

草刈りとかもその土地を常会が持っているからいけないんです。単なる負債ではありませんか?何かに活用することもなく、公園でもなく、どう見ても単なる荒れ地。当然、草ぼうぼうで毎年草刈り。意味不明。手放して市町村やどこかの不動産にあげてはどうでしょう。

そして、震災の時の為に・・・とも思いましたが、常会では何も備蓄していません。それどころか、震災関連の話題はでませんし、指定の避難場所は学校や公園です。ますます常会の存在意義が分かりません。私もそうですが、今日の日本では隣近所との付き合いもほとんどなく、常会で顔を合わす程度なんて状況がかなり多いかと。こんなでは震災時に近所の〇〇さん居ない!なんて気づくことも無いでしょう。

 

現時点では常会を無くしても困ることはありません。

時代に合わせて昔の要らないシステムは廃止しましょうよ。

 

一方、廃止の方向にもっていこうとすると「俺らが今までやってきたのに」と急に文句を言う高齢者。共働きや土日祝日勤務、交代制勤務は普通なんです(ここでの普通とは聞いても驚かないほど広まったという意味です)。それに、夫婦と子供だけ世帯もよくあります。もう2世帯同居は少なくなっているのではないでしょうか。夫は仕事、奥さんは幼い子供の面倒をみる生活。そんな忙しい人たちに「常会をやれ!」「行事をやれ!」って言っても出来るわけありません。

視野が狭すぎます。考える力が乏しくて老化しているのは目に見えて分かりますが、分かって下さい。「文句あるならお前がやれ!」と言うと拒否。老害とはこれですね。

 

日勤のみ、かつ、土日祝日休みの男性と結婚して専業主婦になり、旦那の実家に入って子供を育てる。

このような家庭はどのくらいあるのでしょうか。少なくとも私の親族にはいませんし、友人、知人まで広めてもありません。

これが普通だった時代だからできた”常会”なのではないでしょうか。

今は時代が違います。 

 

常会とゴミ捨てルールのシステムもおかしいですが、もっとおかしいのは昔からその土地にいる一部の高齢者かもしれません。

※高齢者とひとくくりにしていますが、当然ながらやさしくて理解ある高齢者の方が圧倒的に多いと思いますよ。ここでの高齢者とは一部の老害の事です。