頑張れ日本!なブログ

衰退傾向にある日本 でも日本は実は恵まれているのだ

抵抗を限りなく減らしたADB(ベアリング)を自転車に搭載できたら・・・

みなさんの身の回りにはベアリングという、回転軸を支えている部品が数多く利用されています。ドーナッツのようなをしていて、真ん中の穴に回転する軸を差し込みます。ベアリングの中には金属の玉がいくつか並んでおり、それがベアリングの中でコロコロと転がるので軽い力で軸を支えることができるということです。 換気扇のファンや車、そして話題になったハンドスピナーはベアリング命なおもちゃです。現代のクルクル回るものにはだいたいついています。


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ヘテムル

しかし、ベアリングの中の玉が普通に内部で転がっていると隣の玉同士が近づきすぎて接触してしまい、うまく回らなくなってしまいます。それを防止する為にリテイナーという玉同士の間隔を固定するための部品が組み込まれています。 この形式が今世の中に出回っているベアリングの基本の形になっています。

ただ、そんな画期的な発明であるベアリングも完璧ではありません。そのリテイナーがあるとどうしてもそこに玉が接触する形になってしまうため抵抗が生まれてしまっているのです。

とくに自転車競技では100g重量を軽くするだけでもタイムがかわる世界です。そのなかでもペダル周りや車輪など回転部に組み込まれているベアリングも重要なポイントになります。いかに抵抗の少ないベアリングを使っているかによっても走りに繋がってくるわけです。 

 

もっと転がり抵抗の少ないベアリングがあれば・・・

 

なんと! さらに抵抗を少なくしたベアリングが日本で開発されていたのです!

それが

(株)空スペース さんから販売されている【ADB(自立分散式転がり軸受け)】なるもの。ベアリングからリテーナーを排除し、ベアリング内部に少し溝を掘ったことで、その溝の上を転がってきた玉が減速し、それぞれの玉と玉の間隔が一定に保たれるという画期的なアイデアです。リテーナーをなくしたことで大幅に転がり抵抗を低減できているとのこと。

実際に動画で実際に回っているところや説明を見ることができました。 確かにノーマルなベアリングは、重りがない単体の状態では指で弾いてもそれほど回らないのが普通なのですが、ADBではクルクルと回っているではありませんか。

これはすごい!

これを自転車の回転部に組み込んだらペダルが軽くなり、ペダルを漕いでいない間も減速しにくくなるでしょう。

これはぜひ私のEscape RX3に組み込みたい!  と思いストアを調べると、amazonから購入できるとのこと。 どれどれ...

 

あ・・・     サイズは三種類

一個17280円~23760円・・・

 

レビューも書いてありませんね。

試そうにもちょっと高すぎて手が出せませんでした^^;

リテーナーがなかったり、さらなる転がりやすさの為にセラミック製の玉を使用しているとのことなのですが、自転車のような衝撃を頻繁に受けるような部分での耐久性などもかなり気になります。

これは本当に実用的なレベルの製品であるのであれば、もっと宣伝するべきだと思いますし、もう少しお値段を下げていただけるとテスト購入もしやすいかと・・・。

直径28mmくらいの輪っかに2万は払えませんよ^^;

自転車のベアリングを全て交換するとなれば、新しい自転車を買えてしまうくらいの出費になります。

これはすごいアイデアで世界を変えるものになりそうなのにこんなに光を浴びていない理由が知りたいですね。

実際に動画をみてみてください♪  すごいです。

http://adb-bike.com/

こんな性能がありながらもったいない状態ですねぇ・・・。

 

 

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