「将来は何になりたい?」働く前提の洗脳教育
小さいころから「将来は何になりたい?」と周りから聞かれたことはありませんか?
私の記憶では保育園(幼稚園)あたりで先生から聞かれて、みんなで「警察官」「消防士」「社長」「パティシエ」「コックさん」など、様々な夢を発表した覚えがあります。
同様に、小学校でもそんなような事を授業でやった記憶があります。小学校はもっと具体的に、社会見学で公共施設や企業(お店)の見学もしました。
中学では職場体験で実際に企業に行って仕事を体験しました。「想像していたのと違う・・・」と衝撃を受けたことは今でも忘れません。
さて、ひねくれた事を言うとこれらは”働く前提”で行う教育の一環ですよね。
ムリもありません。現在の日本社会は”誰かのための仕事”で成り立っています。
調子が悪い時は病院。食品を買いたいならコンビニやスーパー。誰かがいるから今の社会が成り立つのです。もっと当たり前に、蛇口をひねれば水が出る、コンセントにプラグを挿せば電気が流れる・・・。こんな当たり前の生活ですが、「誰かのために・・・」と仕事をする人がいるからこそ成り立つのです。
”自分だけが・・・”はムリです。
「自給自足しているぞ!」と思ったあなた、農機具や服は買ってますよね。
もっと言うと、このブログを読むためのPCやスマホ、関連する電気やインターネットサービスも購入利用しています。
「ゴミを使って自作したから・・・」も、”誰かの存在あってこそのゴミ”なのです。
日本は自分独りだけで生きていくことはできない社会なんです。