頑張れ日本!なブログ

衰退傾向にある日本 でも日本は実は恵まれているのだ

「今年最大の台風」それでも出勤を迫る職場。”無謀出勤”をそろそろ規制するべきじゃないか?

「今年最大の台風が来ます」

連日のニュースで耳にするセリフだ。

もう1~2ヶ月もすれば「大雪の見込みです」も聞こえてくるだろう。

しかし、いずれの場合も僕の職場は休みになることはない。

 

そんな時は終業時間前に全員集合。偉い人から毎回同じ内容の業務連絡があった。

上司「皆さん、ご存じの通り強い台風が来ます。公共機関は止まったり、大きく遅れる恐れがあります。クルマで通勤する人も渋滞や通行止めなどで遅れる可能性がありますので、出勤の人はいつも以上に早く家を出て、遅れないように出勤してください。」

全員「はい」

上司「ちなみにこの付近には〇〇ホテルや××ホテルもあります。意味、分かりますよね。各自スマホなどで周囲の施設を調べて、遅れないように出勤し、いつも通り仕事をしてください。」

全員「はい・・・」

 

つまり、公共機関で出勤している人や、マイカー通勤でも距離が離れている人は職場周辺に泊まれと言うことだ。「泊まれ」と言わずに察しろよ的な言い回しが見事。感心してしまったww

雪の時も同様。

事実、出勤したら社員が何人か泊ったようだ。若い社員は2人で1部屋で割り勘したり。

 

こんな状況下でも本当にこの仕事は必要なのだろうか。

僕の職種はクライアントが居ないと成り立たない。

いつも通り出社しても、クライアント側が動かない、いや、動けないのではないだろうか。

警察や消防、救急ならまだしも、製造業や小売、営業など一部の職種は休んでも良いのではないだろうか。いや、休むべきだ。

24時間稼働の製造工場や、期限のある食品製造、販売、輸送などの職種は難しいかもしれないが、こんな時くらい時間をずらすとか臨機応変に対応してもらいたい。

 

昔と違って予測性能が向上した現代なら、風速・雨量・積雪量を試算してこのくらいの被害が出るだろうと事前にある程度把握できるでしょ。

そろそろ”無謀出勤の強要”をやめて、国が先導して「”台風はこの規模から休み”、”大雪はこのくらいから休み”を検討せよ!」と定めても良いんじゃない?

 

こんな無謀出勤をして、仕事をしても1円も割り増しは無い。

ホテルに泊まっても1円も手当ては無い。

評価がワンランクアップなんてことも無い。

でも、休むと評価に影響する。

 

”自然災害でも仕事を強要して死者が出た”

こんな事例を多く作らないと規制がかからないのだろうか。

 

物価が高騰しても賃金は増えないなら、せめて働きやすい環境にして欲しい。