【クルマ】ディーゼル車で寒い地域に行くなら途中か現地で給油を!
昨日のブログとは打って変わって真面目な話しになりますw
朝晩は随分冷え込むようになりましたね。冬が近い事感じます。
さて、冬と言えばウインタースポーツ。
スキーやスノボで楽しむ方も多いではないでしょうか。
クルマで行く方、レギュラーガソリン車、ハイオクガソリン車は凍結の心配はいりません。
ディーゼルエンジン車は”凍結”に気を付けてください。
燃料の”軽油”が”凍結”する可能性があるのです!!
正確にはカチカチになるというよりはトロッとしてしまい、流れが悪くなるだけですが、当然ながらエンジンの始動ができなくなります。
自分の住んでいる地域よりも寒い地域へ行くなら現地調達か、現地に近い場所で給油することを前提に動いて下さい。寒冷地仕様でない軽油が全体の1/3以下の比率なら、まぁ大丈夫でしょう。
何故こんなことを書くかって?
ここ何年か、凍結で困った案件をちょいちょい聞くからです。
そもそもディーゼルと言えばトラック。煙い・臭い・煩いと大変嫌われ者で、自家用車のディーゼル車は平成2桁以降はあまり見かけませんでした。そんな中、10年ほど前に日産がエクストレイルにディーゼルエンジンを搭載しました。その名も、"M9R"エンジン。このディーゼルエンジンは今までの悪いイメージを一新する、革命的なエンジンだったのです。排気ガスが格段にキレイで静か、そしてパワフル。良い事尽くしのこのエンジンで、他社も開発に力を入れます。
ガソリン価格の高騰もあって、今ではまたディーゼルエンジンを積んだ自家用車をよく見るようになりました。マツダや三菱、外車あたりでよくありますよね。
トラックやバスの運転手さんは当然知っているので問題無いのですが、県外ナンバーに乗っている方が知らずに満タンで来て、翌朝に動かなくてJAFのお世話になることが多いんです。
せっかくのレジャーなので「自分の家の周辺で入れた方が安いんだもん」なんて言わずに、こればっかりは現地もしくは現地に近い場所で調達してください。
ーーつぶやきーー
そういえばディーゼルとか軽油とは書いてあるけど、”ヂーゼル”または”ジーゼル”って表記は滅多に見なくなりましたね~。
私の中では”ヂーゼル”って方がしっくりくるんですけど。
あ、軽油の凍結対策と言えば、灯油を混ぜると言う奥の手がありますよねw
1割程ブレンドすると凍結対策になりますが、違法行為です!!
しかも、今のヂーゼル車は環境対策と燃費向上の観点からセンサも多くて敏感なので入れないでくださいね。壊れても知りませんよ。
昔、雪の中、駐車場で赤いポリタンクから灯油を入れているトラック運ちゃんを見かけたのが懐かしいです・・・。
時代はどんどん移り変わりますね~