頑張れ日本!なブログ

衰退傾向にある日本 でも日本は実は恵まれているのだ

OculusQuest発売間近! しかし全然話題にならない・・・

Facebookの傘下であるOculusから発売されるOculusQuest。

恐らく発売日はF8が開催される5月1日辺りの説が濃厚です。あと二週間ほどなのですが、まっったく話題になってませんね。世間はまだVRに関心が低いようです。PSVRが発売された年は、VRというものが真新しかった為、テレビ番組などで特集が組まれていたりと賑わっていたように感じます。しかし、現在は誰でも気軽に楽しめる、スマホを装着するVRゴーグルなどの安価なVRゴーグルが投げ売りされており、それを体験して「VRってこんなものか...」とVRに対しての興味が薄れていってしまっているのではないかと思うのです。

 

私は2000円のVRゴーグルと、GearVRしかプレイしたことはありませんが、2000円で体験できるVRなどVRと呼べるものではなく、単なる立体視だよ!と強く言いたいです。

GearVRで最高のVR体験ができるのかといえば、それも違います。プレイしていて、自分の身体とコンテンツ内のプレイヤー(自分)の動きが連動していないので、完全にVRの世界に入り込むことは難しいものではありました。(GearVRは指さしコントローラーでの操作と、首の左右上下しか検知しないため)

もちろんNETFLIXやDMMを鑑賞しているだけならGearVRやOculusGoなどで十分なのですが。

更に実際に自分がバーチャルの世界に入り込んだような没入感を得るためには、手足の動きもVR内に連動する必要があるわけです。それを叶えたのが同じくOculusから既に発売されているOculus RiftOculus Riftは映像なども格段に綺麗で、手の指の動きなども検知できるようになっているのですが、最大のネックはかなりのスペックのPCが必要だということです。PCを脳みそにして動作し、その映像をVRゴーグルに投影しているようなシステムなので、ゼロから全て揃えようとすると20万円近く費用がかかってしまうのです。これはちょっと興味があるような一般人には中々ハードルが高いです。私もそのうちの一人でした。お金かけてデスクトップPC買って、置き場作って...そこまでしてVRやりたくないなぁと。

 

そこに登場したのがOculus Quest!!!

首の左右上下の検知はもちろん、身体の上下(ジャンプや屈む動作や身体の傾き)、付属のコントローラーは指が開いているか閉じているかも検知するため、VR内で物を掴んで投げたりなどといった動作ができるわけです。そして最大の特徴はPCなどの周辺機器がいらないということ!  ゴーグルとコントローラーだけあれば、すぐにプレイすることができるのです。

ただし高性能PCをつかうOculus Riftなどにはグラフィック面で劣るというデメリットも多少あるのですが、それをカバーするのが本体の価格。Oculus questは$399~(45000円ほど)という他の性能の近いVR機器と比べると驚きの値段です。これはVRを世間に拡げる火種になるのではないか!と皆が期待しているのではないかと思います。VRがもっと広まって、VRコンテンツが売れないとアプリケーションも開発されない、魅力のあるアプリケーションが少ないのでVRを買わない...という悪循環なのです。

そんな悪循環から抜け出すには、世間にもっともっとVRを認知してもらう必要があるのですが、そんな火付け役になるんではないだろうかと期待を寄せられているOculusQuest。

 

しかし! なぜだなぜだ、、、全く話題になっていない。海外のユーチューバーなどはチラチラと取り上げており、対応ソフトこんなのがあるよ楽しみだねぇーという感じでソワソワしているのですが、日本のユーチューバーは完全無視。なぜだ

 

まあ原因はOculusのやり方が少しあるのではないかと感じます。数か月前に2019年の春に発売だという情報を流して依頼、音沙汰もなく。私も公式HPで最新情報を受け取れるメール登録をしたのですが、一通も来てません(笑)   おいおい大丈夫なのか?と不安になっていると、刺客がゾクゾクと登場です!

 

任天堂が「Nintendo Labo VR kit」を発表、すぐに発売

 

SCEが「PS5」の情報を解禁

 

PS5は来年2020年発売になりそうであり、モンスター級のスペックで、物凄いことになりそうです。価格もそれなりのものになると思われ、OculusQuestにつぎ込むお金50000円も貯金しておきたい...と思う人も出てくるかと思います。

PS5を購入すれば、間違いなくかなり高クオリティのVR体験も可能になるはずですので、これはOculusQuestの購入を躊躇してしまいます。

 

そしてNintendo Labo VR kitは、発表から一ヶ月半ほどで発売開始されました。ここが早い!    ダンボールで組み立てたゴーグルをNintendo switchと合体させるという微妙にみえるものなのですが、さすが任天堂!とにかくアイデアが面白い! 子供は絶対にやってみたくなります。そして、大人気ソフト「スーパーマリオオデッセイ」「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」がVR対応になるアップデートを行うということで、さらにYouTuberたちがこぞって紹介するような流れができています。

 

その辺りのやり方が、新規ユーザーを獲得する目的としてはOculusは少し弱いのではと感じます。 ただFacebookは、Oculusを通じて本命であるFacebookユーザーを増やして、そこからの収入を増やすことが一番の目的の可能性もあります。しかし、せっかくOculusQuestという手の届きやすい価格の本格的なVRバイスを出すのであれば、新規ユーザーを呼び込む流れがいいように感じますが・・・。

 

FacebookのCEOザッカーバーグがOculusQuestを発表するときの彼の表情は、終始ニコニコしていて楽しそうにしていたとのこと。彼はこのVRプロジェクトを楽しんでいるようすで、VR部門では数年は赤字でも構わないとまで思っているようです。

この発売前の静けさも、何か目的があるのでしょうか。

 

とっておきな策があることを祈ります...。