前の職場にいたユウキちゃん
はぁ 君を思い出すとあの楽しかった日々を思い出す。
ユウキちゃんとは、ぼくの前の職場で部下だった、ぼくと同い年の派遣社員の子である。
お目目クリクリで、二階堂ふみちゃんと滝口ひかりちゃんを合わせて、そこにレモングラスを加えて混ぜたものを1/4に分けて、そのそれぞれに、グラニュー糖、蜂蜜、イチゴチョコレート、バニラエッセンスを混ぜ、それらをまた全部あわせたような可愛い顔だった。
君はぼくが指示を与えると、ぴょこんと敬礼してくれたね。ぼくは君のそんな姿をみてキュンキュンしていたよ。
今の職場はむさ苦しいおっさんだけ
前の職場は君を含めた若い女の子がたくさんいたよね。
そんな中でも君はぼくの好みだった。
まわりの若い子らに比べてキャピキャピせず大人しく、真面目だった。ぼくは彼女にチラッと転職しようか考えてるって話をしたこともあった。「絶対にしたほうがいいですよ! ぼくさんならできますよ!」と言ってくれて、嬉しかった。
帰りは自転車で走りながら、まだ仕事をしているぼくに手を振ってくれたり、、、
君がいたお陰で職場にいくのが楽しみな日もあった。
でも、彼女は彼氏の出張の関係でこっちに来ていたんだ。
地元は京都。言葉も少し訛りがあった。
そして、彼女が地元京都に帰ることになった。
あぁ、、、彼氏さんと結婚するんだなって感じで。
最終日、お別れをする前に彼女とお話した。
京都で夢だった女将的なものになるみたいだ。女将じゃないんだけど、何て言うんだっけ?w
ちゅう・・・なか・・・ なんだっけ?
とにかく夢を叶えるらしい。
(追記: 思い出しました。仲居さんです!w)
「頑張ってくださいね!」とぼくが言うと、彼女は「はい! お互い頑張りましょう!」と、ぼくに右手を差し伸べた。
ぼくはドキドキした。
しょ···職場で、よく知らない女の子と····握手!?!?
いいのか!?
とまあ考える間もなく、ぼくは両手で彼女の右手を包み込んで振りたくった。
下心なんてない。純粋に「頑張って!」という気持ちをこめた重い握手だ。
彼女はニッコリ微笑んで、お別れをした。
なんでこんな何年も前の話を持ち出したかというと、今朝、二階堂ふみちゃんに少し滝口ひかりちゃんが混じった顔の子(ぼくは一応ふみちゃんと呼んでた)がぼくの彼女だっていう夢をみた。
そんな夢をみてなんだかドキドキして、朝起きてからも頭の中はふみちゃんのことでいっぱいおっぱいぼく元気って感じなのだ。
そこから、そういえばこんな子もいたな 付き合いたかったな と思い出してウズウズしているのである。
もし人生が巻き戻るようなSF的超現象が起きたら、彼女にアプローチをしてみようと思う。結婚してくれ。まじで